施工体験ｗｉｔｈ新入社員

こんにちは。

今回は、４月１４日に行われた「施工体験会」の様子をお届けします♪

「施工体験会」とは？
新入社員が現場に出る前に、実際の杭打機や道具を使って、じっくりと時間をかけて先輩たちに教えてもらう会です。

初めて現場に出るときはめちゃくちゃ緊張します。
なにがどうなる？とか、安全なこと危険なこと、
というより何が分からないのかも分からない、本当に不安だと思います。

玉掛けを例にあげてみると・・・
私たちは玉掛をして何を吊るかというと、杭が圧倒的に多い。玉掛けの資格は取得していても、講習で習うことは”杭”に特化した内容ではもちろんないので、実際現場に出て杭を吊る！となると、むむむ！？となっちゃうこともあります。

現場に出る前に作業の基礎をゆっくりじっくり先輩に教えてもらおう！
それがこの「施工体験会」の目的です♪

それでは施工体験START！！

まずは、本日のメニュー。

①杭材荷降ろし
この作業で重要なことは吊り荷の重心を見極めること！
重心とクレーンフックの位置があっていないと吊り荷が傾いたり、落下の危険もあります！

私たちの扱う杭は上の写真のように長いものもあったり、羽根と呼ばれる部分もあります。
羽根がある分重たくなる。そして、長い！！
そのため【重心の位置を見極める＋初めての玉掛】のコラボとなると、はじめは更に難しい！！のです。
ではではさっそく！体験していきましょう！！

まずは先輩がゆっくりと説明しながら作業のお手本。
お手本を見せながらも、間違った作業をすると危険だということもしっかりと教えてくれました。

次は順番に玉掛をしていき、

トラックから地面に杭をおいていきます。介錯ロープで荷を誘導しながらクレーン運転者に合図も送ります。
合図をだすのも緊張気味。そりゃもちろん緊張しますよね。そんな緊張の中でもしっかり作業できていました◎

②重機の誘導（前後・旋回）
初めに杭打機がどのように動くのか、先輩たちの誘導で前後・旋回するのを見てもらいました。動き方が分からないと誘導もできないですもんね♪
こういう時は、こうする！のようなかんじで色んな具体例もだして説明してくれました。

③逃げ心設置
杭は、打設する場所が決まっていてその心からズレがあったとしても10ｃｍ以内に収めます。その心、ずれを管理するために設置するのが逃げ棒と逃げ心です。
この内容については、もっと詳しくお伝えしたいのですが、書き出すとちょっと長くなっちゃいそうなので、割愛します！

　
④重機誘導（杭心セット）
逃げ心を設置しおわったら、次は杭打設です。
杭打機にセットした杭を、杭心に合わせるために誘導する声や合図を習い実践
。

オペレーターさんは、合図者の手の動きや声を聞いて運転します。
こちらの写真は実際の現場での写真ですが、運転者からはこのような視界です。

おわかりでしょうか。運転席から杭の打設場所は見えにくい。運転者が一人で杭心に合わせることは、できないですよね。
いかに声と合図が大事か✨ということで、実際体験してもらうために運転席にものってみよう！

よいしょ

運転者に向けて合図と声だし中
↓

新入社員の全員が
「エンジンがかかっていないから聞こえていましたが、かかっている時はもっと聞こえないと思いました！合図も小さいと分かりずらかった」と言っていました。
相手の立場に立たないとわからないことですよね。このことを現場に出る前に知れたことはとっても大きいと思います。
事務員の私でも、この記事が書けるくらいしっかり詳しく説明してくれた、今回の施工体験会。
今後も継続して続けていきたいと思います！

⑤、⑥とまだまだ続きますが
今回はこの辺で👏👏

逃げ心って何だろう、杭打機を生で見たい！！文字だけじゃわからない！！ファンテックの技術を深堀したい！
ちょっとでも思った方
ぜひ、会社説明会、現場見学会、インターンシップにご参加ください♪
随時開催しておりますので、
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